ベニスアップデート概要と対策【ローカルSEOで地域No1になる方法】

ベニスアップデート概要と対策【ローカルSEOで地域No1になる方法】

いくつかあるgoogleのコアアルゴリズムの一つ「ベニスアップデート」皆さんご存知ですか?

ベニスアップデート実施前と後ではWeb集客の仕組みがガラっと変わったといってもいいほど影響の大きなアルゴリズムではないでしょうか。

特に地域性の強い業種にとっては救世主とも言えるようなベニスアップデートですが、いかに理解し、ベニスアップデートに合わせたSEO対策を行うことは地域の中小企業がWebで生き残っていくためにはこれから必須であること間違いありません。

Webディレクターの方々の大半は中小企業のサイト制作に携わっているという方がほとんどだと思います。

そういう意味ではWebディレクターがきちんとベニスアップデートを理解し、それに即した戦略、コンテンツ制作を行うことが、地域で頑張る中小企業のサイト運営を成功に導く鍵と言えるのではないでしょうか。

こちらのページではベニスアップデートの概要、そしてローカルSEO対策まで解説していきたいと思います。

ベニスアップデートの概要

パンダアップデートやペンギンアップデートと違い、その詳細が公式ブログからも発表されていないベニスアップデート(Venice update)。

名前は聞くけど、具体的にはどんなアップデートなの?とお思いの方もいらっしゃると思います。

一言でいうと「ユーザーの検索場所が検索結果に反映されるアルゴリズム」のことで、東京で検索するのと、沖縄で検索するのでは検索結果が異なってきます。

ただしどんな場合においても、ベニスアップデートが適用されるかというとそうではありません。

以下をご覧いただきたいのですが、

ベニスアップデートが適用されやすい業種やキーワード 病院、塾、美容室、リフォーム、飲食店など地域性の強い業種またはキーワード
ベニスアップデートが適用されにくい業種やキーワード 保険、通販、金融、情報系のサイトやブログなど地域性の関係ない業種やキーワード

といったように業種やキーワードによってはベニスアップデートが効きやすいものと効きにくいものが存在します。

例えば通販なんかは全国どこにいても一緒ですから、沖縄で検索したら沖縄の通販会社が出てくるなんてことはないわけです。

もっとも重要なのはユーザーの欲求を満たせられるかどうかですから、地域よりも品揃えや価格、そもそも検索した商品が置いてあるかどうかといった点が大切ですよね。

となると地域性よりも専門性(洋服に関する検索であれば洋服専門の通販サイトとか)が重要視されたりするわけです。

ベニスアップデートが適用されない検索結果

上記は実際の検索画面ですが、目黒区で検索すると、

「メンズファッショ 通販」・・・ZOZO
「漫画 通販」・・・漫画全巻.com
「投資信託」・・・イオン銀行
「デザイン 一発で通すコツ」・・・私のブログ

が出てきます。これって地域とか関係ありませんよね。

それよりもユーザーが検索した際に使用されたキーワードに対して内容が一致しているものが表示されているわけです。

ベニスアップデートでは地域性のない業種、またノウハウやレシピといった地域とは無縁のキーワードに対しては影響がないんですね。

では、病院や塾、飲食店などで同じことをやってみます。

それぞれについて同様に目黒区で検索してみると、

ベニスアップデートが適用された検索結果

それぞれの検索キーワードに応じて、目黒付近のお店や病院が検索結果に出てきますよね。

これがベニスアップデートと呼ばれるアップデートなのです。

でも考えてみれば当然ですよね、「北海道でおいしい味噌ラーメン食べたいな~」と思って検索したら愛知県のラーメン店が一位にいるとかおかしいじゃないですか。

救急病院を探そうと思って、「救急病院」と検索したら県外の病院がでてくるとか、どう考えてもユーザーファーストではありませんよね。

例として病院や塾などを挙げていますがベニスアップデートが適用されるだろう業者はもっといっぱいあります。

(例えば鍵交換やクリーニング、税理士、弁護士など挙げればいっぱい出てきます)

ですから私たちWebディレクターはこうした現象が起こっていることを理解した上で、もしベニスアップデートに適用される業種やキーワードにおいてサイトやコンテンツ制作を行う場合はそれぞれに地域別のベンチマークを設定する必要があるというわけですね。

その上で狙ったキーワードで、地域でNo1を取るために適切なローカルSEOを施す必要があるということです。

ベニスアップデート対応 実践するべきローカルSEO

ローカルSEOとは、地域の検索結果で上位表示を実現するためのSEOです。

正直なところ、ベニスアップデートもまだまだ不完全なところはありますが、ブラッシュアップされることを考えればローカルSEO対策をしておくことは、中小企業のサイトディレクションにおいて重要なポイントの一つとなります。

それでは実践するべきローカルSEOについて見ていきましょう。

titleタグやhタグに地名を入れ、地域に関連があることを伝える

ユーザーの検索場所を考慮して、検索結果を表示するのがベニスアップデートですよね。

ベニスアップデートを適用させるにあたって、検索エンジンが知りたい情報は次の二つです。

・ユーザーが検索している場所(ユーザーの情報)
・サイトやコンテンツが地域に関連しているかどうか(サイトやコンテンツの情報)

まあ、ユーザーの位置情報は私たちがコントロールできませんから、私たちが気にする点はサイトやコンテンツがきちんと地域に関連性があるかどうかgoogleに伝えられているかどうかです。

地域に関連するサイトやコンテンツのtitleタグやhタグには地域名を入れるようにしましょう。

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といった形で、地名を入れることを実践するようにしましょう。

地域に関連のあるテキストを盛り込む

タイトルや見出しにだけ地名が入っていても、その中身が地域に関連がなければgoogleやユーザーをだましていることになります。

本文中にも地名を入れて文章構成をするようにしましょう。

また地域に特化したような情報を記載できる場合は、そうしたことも盛り込みましょう。

より地域との関連性が高くなりますね。

リンクを出す際・受ける際(内部リンク・被リンク)はアンカーテキストに地名を入れる

例えば上記の個別進学塾の例でいえば、リンクを貼る際のアンカーテキストは「中学生対象の個別進学塾なら●●塾」ではなく、「大田区で中学生対象の個別進学塾なら●●塾」とするべきです。

その文字列からgoogleはリンク先のサイトやコンテンツが「大田区 中学生対象 個別進学塾」に関連していると認識するからですね。

もちろん画像バナーを貼る際の代替えテキスト(alt属性)も同様です。地名を入れて地域の関連性を伝えるようにしましょう。

ただし過剰に地域名を繰り返し入れるといったことはスパム扱いされてしまうこともありますから、あくまでも自然な表現で、くどくならないようにする必要があります。

Googleマイビジネスに登録する

これもベニスアップデート対策として必須と言えます。

検索結果の並びはリスティング広告が先頭にきて、その次にマップが表示されgoogleマイビジネスに登録されている情報が表示されます。

検索結果の画面上では自然検索よりも上に表示されますから、人目に付きますよね。

しかも無料で登録できますから、やらない手はありません。

当然地域との関連性も高まりますから、ベニスアップデート対策にもなるわけですね。

NAPを統一する

意外に面倒で、手を抜いてしまうのでNAPの統一です。

NAPとはName(企業名・店名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の略の事です。

つまり媒体によって表記を変えることはせず、正規表現を一つ定め、それで統一しましょうということです。

細かいことなんですが、これ重要なんです。

例えば、以下をご覧ください。

株式会社カナリヤ・ステーション
㈱カナリヤステーション
カナリヤステーション
カナリヤ・ステーション

どれも少しずつ違いますね。

私たち人間が見ても、「ん?これはどこも一緒の会社のことか?」と迷ってしまいます。

これはgoogleの検索エンジンも同様です。

こうしたことは住所にも言えることだと思います。

ビル名入れる入れない、番地をハイフンで略すなどあり得ますよね。

チャネルによって名称や住所、電話番号が表現が変われば、googleが正しく理解できませんから、必ず統一するようにしましょう。

ベニスアップデートまとめ

地域に特化した検索結果を表示させるということは、地域に特化していない情報は除外されると、ほぼ同義ですよね。

例えばベニスアップデートが実施される以前というのは、地域検索をしてもSEOに強いサイトや有名企業など地域関係なく検索上位に出てくるといったことが大半でした。

こんな状態では、地元密着で頑張る中小企業の方たちが入っていく隙間なんてありませんよね。

ノウハウ、資本を持っている会社が結局は勝つわけですから。

もちろん対策は必要ですが、ベニスアップデートが実施されたことで地域の企業がより闘いやすい状態になっているのが今のネットの現状です。

ご紹介した対策を理解して、実施するのと実施しないのでは劇的に効果が違いますから是非実践してみてくださいね。

その他Webディレクターが必ず押さえておくべきgoogleアルゴリズムは以下をご参考になさってください。