ペルソナとは?ターゲットとの違いは?

ペルソナとは?ターゲットとの違いは?

 ペルソナとは、商品やサービス、コンテンツに対してターゲットとするユーザー像(顧客像・利用者像)を具体的に指すマーケティング用語です。

サイト運営ではペルソナ設定が非常に重要で、成否を分けるポイントだといっても過言ではありません。

とはいってもペルソナという言葉を初めて聞いたという方もいらっしゃるでしょうし、ターゲットとの違いを理解していない方もいらっしゃると思います。

今回はペルソナとターゲットとの違いやペルソナの設定方法について解説します。 

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ペルソナとターゲットの違い

似ているようで違うのがペルソナとターゲットです。

wikipediaによると、

ペルソナ・・・企業が提供する製品・サービスのもっとも重要で象徴的なユーザモデルのこと。そのモデルを作ることをペルソナデザインという。

ターゲット・・・「標的」を意味する英語。商品マーケティング上の対象となる特定の購入者層

と説明されています。

いずれにしても「サービスを必要としてくれる人」「商品を買ってくれる人」などを指す言葉として解説されていますが、両者の決定的な違いは何でしょうか。

それは、

一人か複数か、ということです。

ターゲットの説明文の中に「購入者層」という言葉があります。

つまりターゲットは「必要としてくれている人たち」「買ってくれる人たち」のように、複数の人たちを指します。

その中には女性もいれば、男性もいるでしょう、20代の方もいれば、50代の方もいらっしゃるかと思います。

このように広い範囲を指す言葉がターゲットなんですね。

一方で、ペルソナは特定の一人を指す言葉です。

「必要としている人」「買ってくれる人」という特定の一人を指し、この「誰が」を特定することをペルソナデザインというわけですね。

商品開発や企画でも使われるこのペルソナやペルソナデザイン、サイト制作をする上でもなぜ必要なのでしょうか?

ペルソナデザインはなぜ必要か?

それは「コンバージョンを増やすために、サイトやコンテンツの訴求力を高めるため」です。

考えてみていただきたいのですが、サイトにはデザインやコンテンツ、システムなど様々な要素がありますよね。

これらはユーザーが見やすいとか、ユーザーが必要としているとか、ユーザーが使いやすいといった視点で作ります。

つまりこの時想像するユーザーを一人に特定して具体的にすることがペルソナデザインなのですが、これが定まらなければどっちつかずのデザインだったり、システムになってしまうわけなのです。

例えばサイトには男性も女性も訪れます、また20代の方も50代の方も訪れます。

確かにそれは間違いなのですが、だからと言って万人がベストだ!と思うものを作るのは困難です。

なぜなら20代の女性と50代男性では感性も、必要としているものもまったく違うからです。

どちらの人も、これがベストだ!と思うようなデザインを作るって想像するだけで難しいのはわかりますよね?

コンテンツを作るにしても、知識レベルがお互い違うでしょうから、どちらに合わせるかで必要なコンテンツ、必要ではないコンテンツが出てきます。

どんなシステムを実装させるかにしても、デバイスの操作スキルが両者で違うでしょうから、どこまで作り込むべきか、どこで妥協するべきかは変わってきます。

このように広い範囲でユーザーを捉えてしまうと、サイト制作の方向性を決めることができず、結局最終的にどっちつかずの、つまりどちらにとってもベストではない者が出来上がってしまうわけですね。

こうしたことを避けるため、サービスや商品を購入してくれるもっとも象徴的なモデルを一人設定し、その人に向けてコンテンツを企画したり、デザインをしたり、システムを開発する必要があるのです。 

ペルソナデザインをしてみよう

例えば、あなたが今ディレクションを担当しているサイトのペルソナを設定してみましょう。

ペルソナデザインをする場合には、広い範囲のターゲット層を把握したうえで、その中から最も象徴的な一人を肉付けしていくといった手順で設定していくとやりやすいと思います。

①クライアントからサービスや商品の購入者についてヒアリングする
どういった人が商品を購入しているのか、サービスを利用しているのかといったことをヒアリングしましょう。
年齢層や性別、どのような悩みをもっているのか、どのような希望をもっているのかなどを把握し、ペルソナデザインの核となる部分を固めます。

②属性を詳細に決めていく
年齢や趣味、家族構成、好みまでプライベートな属性を肉付けしていきます。
この際注意するべきことは、クライアントのメインとなる顧客層とかけ離れてはいけないということです。
大切なことは「こんな人が多い」「まさにこういう人が当社の商品を使ってくれている」といった象徴となるような人物像を決定することです。
私の場合は名前まで決めますし、どんな顔をしているのかまで詳細を詰めます。

クライアントと共有することでサイト制作のズレを防ぎましょう

ペルソナをデザインしたら、必ずクライアントと共有しましょう。

ペルソナがクライアントとディレクター側との間でズレていれば、今後行われる打ち合わせでも意見のすれ違いが出てきます。

誰(ペルソナ)のために作るのかを共有することで、方向性のズレを起こさせないようにしましょう。

ペルソナとは?ターゲットとの違いは?まとめ

いかがでしたでしょうか?

ターゲットから一歩踏み込んだペルソナ。

言われてみるとその必要性が理解できたという方も多いのではないでしょうか。

名前や顔まで具体的に想像することでサイト制作における企画に「感情」というスパイスが加わり、「あの人に喜んでもらうために」とか「これだったらあの人も理解してくれるかな」といった良い副作用が得られます。

コンバージョンを増やすためには、それだけ人の心を動かす必要がありますよね。

一人に入魂することでより訴求力の高いコンテンツ制作やサイト制作が可能になりますし、ペルソナ一人の心を動かすことができなければ多くのコンバージョンを得ることなんてできませんよね。

サイト制作の最初の一歩となるペルソナデザイン、是非お試しください。