サイト制作を納期通りにスムーズに進めるコツ

サイト制作を納期通りにスムーズに進めるコツ

Webディレクターの仕事は打ち合わせ~納品までの進捗管理を行うことです。

スケジュール通りに業務が進んでいるのか?スケジュールの遅れはないか?スタッフは足りているのか?遅れがあるとしたらどこがボトルネックになっているのか?

など首尾よく工程を進めるために必要な手を打ち、足りないものは補い、とにかく納期通りに制作物を納品するということが求められます。

ビジネスで信頼を勝ち取るためには、この最低限の「スケジュール通り」に物事を進めるということが絶対に大切なことは誰でもお分かりだと思います。

しかし、それはわかっていても「遅れを出してしまうディレクター」が後を絶ちません。こちらのページではサイト制作をスムーズに運ぶコツについて学んでいきましょう。

そもそもなぜ遅れが出るのか?

遅れが出る原因としては、

①デザインやプログラミングなど作業工程に問題がある
→そもそもキャパ以上の仕事をさせているとか、企画と実際の間にギャップがあるということが考えられますね。
②クライアントからOKがもらえず工程が前に進まない
→ディレクターの折衝力・提案力に問題があります。

大きくこの二点が考えられると思います。

これはいずれにしてもディレクターの力量によって解決できますし、もしこうした遅れが出ているのであればディレクター自身に責任があると思ったほうが成長もしますから、スタッフやクライアントの責任だと思わずに自分の責任だと考えるようにしましょう。

①については無理なスケジューリングではなかったか?スタッフの力量に無理はなかったか?など再度スケジューリングやキャスティングを見直すべきでしょう。

ただこうしたことは制作現場にいると日常茶飯事だともいえる事態ですよね笑

こうした制作の遅れは外注を使うなどすればリカバーはできます。またはスタッフに食事をごちそうするなどして何とか終電間際まで頑張ってもらうとか・・・

ただ予算や、スタッフのモチベーションを考えると褒められたことではありません。こんなことを続けているディレクターとはだれも一緒に仕事をしたくなくなっちゃいますから着手の段階で、

・打ち合わせ内容・クライアントの要望をきちんと自分自身が理解できているか再確認
・企画を遂行できる実力があるスタッフをキャスティングする
・クライアントの要望をきちんと制作チームに伝える(手戻りを起こさせないように)
・制作スタッフと相談しながらスケジューリングをする

といったことを丁寧に行いましょう。

経験がないディレクタ―の方は経験のあるディレクターの先輩や上司に必ず、自分の考えで大丈夫かどうか確認をとることも忘れないようにしましょうね。

チームの信頼を失って、嫌われてしまったら居場所がなくなってしまいますから丁寧に、丁寧に進めていきましょう。

クライアントからOKがもらえない場合の解決法

それでもスムーズに事が運ばないケースもあります。それはクライアントからOKが出ないといった場合です。当然お金を出すクライアントがOKを出さなければ前に進みませんよね。

ここがディレクターの力の見せどころなんですよ。デザイナーやプログラマーにはできない、これこそディレクターの力量が試される場所でもあります。(スムーズに制作を進めるためには絶対必須のスキルです)

それではクライアントからOKをいただくために重要なポイントを二点紹介します。

Ⅰ.重要な確認は決裁権者に行う!

これ鉄則です。

ディレクターが絶対覚えておかなければいけない、「スムーズに制作を進めるための重要法則」ですよ~

進行に関係のない確認事項なら先方の担当者レベルの方でも全然OKです。

でもデザインやシステムの仕様などサイトの根幹に関わる部分においては担当者レベルのOKでは、私は前に進みません。決裁権者(中小企業だったら社長さんや役員の方ですね)に最後にテーブルをひっくり返されたら、一からやり直しですから。

そうなれば、もう大炎上ですよ。

制作スタッフが一生懸命作ってくれたのにその熱意も時間もコストも、なんだったのかって感じですよね。モチベーションが一気に下がること間違いありません!!

だから必ず、私は重要な確認事項に関しては必ず決裁権者に確認をとるように徹底していました。

そして、当然そう教えてもいました。

もし担当者が「私から伝えておきます」と言われても、

「大丈夫ですよ、お手間をかけてしまいますし、何か疑問点があった時に正確にお伝えしたほうが良いと思いますので、私の方からご連絡させていただきますね」と伝えてください。

ポイントは、

あくまでも担当者さんのお手を煩わせないためということを装う事

ご連絡させていただいて良いですか?という疑問形にしない事

です。

万が一、担当者から制作意図と違う形で伝わってしまっては困りますし、担当者の私情が挟まっても困ります。あくまでも決めるのは決裁権者ですから、担当者に重要な事柄を確認する必要はありません。 これはかなり重要なので絶対に実践してください!

Ⅱ.必ずこちらの意図とクライアントの目的達成のためであることを伝える

例えばデザインを提出する際、

クライアントからOKがもらえないディレクターは大抵、「デザインの初稿となります。ご確認お願いいたします」というだけのメールを送ってしまいがちです。

デザインを確認していただくという事だけで言えば、別にこれでもいいでしょう。見ていただけますから。

でもデザインを通すとなると、これではいけません。

なぜこのようなデザインなのか?
なぜこのようなレイアウトなのか?
なぜこのような写真を使ったのか?
なぜこのような文言で表現したのか?
☑そしてそれがクライアントの目的達成に貢献する

ということを必ず伝えてください。

これは仕様書作成時やコンテンツ作成時等でも同じです。

あくまでも私たちはクライアントの目的達成のために、クライアント以上にクライアントとユーザーの事を考えて制作しているんだということを伝えなくてはいけません。

きちんと理にかなった提案で、ここまで考えて制作しているんだということが伝われば、クライアントはむしろ感動してくれます。

他の確認も、この人が言うんだったら絶対に間違いないって信じてくれます。

クライアントとの折衝はこれだけで驚くほどスムーズになります。

ディレクターであればこれも絶対実践しなくてはいけないことの一つです。

併せて全てをうまく進めるためのディレクターの思考も是非お読みください!

もし遅れが出たときはどうするか?

社内体制が整い、クライアントとの折衝がうまくいっていても不測の事態で遅滞することがいくらでも考えられます。

普段から誠実に対応しているのであれば、こんなケースは恐れる必要はありません。

きちんと事情を話したうえで、リスケを行い、新たな納期を伝えてください。

遅滞した事情だけ話すのではだめです。 クライアントとしたら、「じゃあいつできるの?」という話になりますから、必ず「〇日までには間に合うように進めて参ります」と伝え、安心していただくようにしましょう。

また進捗管理を進めるクライアント折衝術の他にもスケジュール管理においてWebディレクターが守るべき重要なポイントも解説しています。

是非参考になさってください。