htmlサイトマップ生成に便利なWP Sitemap Pageの設定方法と使い方

htmlサイトマップ生成に便利なWP Sitemap Pageの設定方法と使い方

どんなウェブサイトにもある「サイトマップ(htmlサイトマップ)」

ユーザーがコンテンツを探すときに役に立ちますし、人によってはSEOの効果があると断言する方もいらっしゃいます。

私の見解としては「順位を上げる」という直接的なSEO効果はないとしても、リンク切れを防ぐことでクローラビリティを上げることができることからSEOとしては必要なページだと考えております。

更新が頻繁なサイトについては、手動でそれを管理すると面倒ですし、忘れてしまう事も考えられるじゃないですか。

そこで今回は自動的にhtmlマップを生成、更新してくれる便利なプラグイン「WP Sitemap Page」のインストールから設定、使い方まで解説したいと思います。

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WP Sitemap Pageのインストール

まずはご自身のワードプレスにWP Sitemap Pageをインストールをすることから始めましょう。

ダッシュボードサイドメニューから「プラグイン」→「新規追加」へ進みます。

WPSitemapPage設定と使い方①

右上の検索窓に「WP Sitemap Page」をそのままコピペで打ち込んでください。

候補として並んだプラグインが表示されます。左上に「WP Sitemap Page」が出てきますね。今すぐインストールをクリックしましょう。

WPSitemapPage設定と使い方②

インストールが完了すると「有効化」というボタンに切り替わりますので、有効化をクリックしてください。

WPSitemapPage設定と使い方③

WP Sitemap Pageを使うためのインストールとプラグインの有効化が完了です。

WP Sitemap Pageの設定

ダッシュボードサイドメニューから「設定」→「WP Sitemap Page」へと進みます。

(インストールしたのにも関わらず、設定メニューの中にWP Sitemap Pageが表示されていない場合は有効化されていない可能性があります。プラグインの一覧に進み、WP Sitemap Pageを有効化してください。)

WPSitemapPage設定と使い方④

「Settings」というタブが選択されています。

設定という意味ですが、正直設定する必要はありません。

デフォルトのままでまったく問題ありません。

私自身は触る必要がないと思い、触っていませんが、設定の変更をしたい人もいるでしょうから念のため管理画面を説明します。

①リンクをnofollowにするかどうかを設定します。デフォルトでは☑が入っていませんから、リンクは検索エンジンによってfollowされます。内部のコンテンツにリンクを飛ばすわけですからnofollowにする必要なんてないですよね。

②リンクの表示のさせ方を定義しています。デフォルトではアンカーテキストが記事タイトルになります。

③記事が複数のカテゴリに登録されている場合、表示させるかどうかを選択できます。デフォルトでは複数カテゴリに表示させないという設定になっています。

WPSitemapPage管理画面

④除外するページや記事についての設定です。

Exclude pages・・・サイトマップから除外する固定ページがればページIDをカンマ区切りで記述します。(Excludeとは除外という意味です。)

Exclude Custom Post Type・・・サイトマップ上に表示させるメニューを設定できます。デフォルトでは固定ページとカテゴリ、その中に投稿された記事のみを表示させる設定になっています。Archive(アーカイブ)やAuthor(著者)のチェックを外せば、ArchiveやAuthorもサイトマップ上に表示させることができます。

Password protected・・・パスワードが設定された記事をサイトマップ上に表示させるかどうかを選択します。

⑤プラグインの名前を表示させるかどうかです。必要はありませんよね。デフォルトでも☑が外れています。

WPSitemapPage管理画面

必要な変更を行ったら、「変更を保存」をクリックしましょう。

WP Sitemap Pageの設定

このプラグインはショートコードを使って、プログラムを呼び出す仕組みになっています。

この場合のプログラムとはサイトマップのことですが、つまりサイトマップを呼び出す(表示させる)ためのページを作成しなくてはいけません。

固定ページを新規追加し、タイトルを入力します。(サイトマップで良いと思います)

この時パーマリンクもsitemapと変更しておきましょう。

ウィジェットの中のショートコードを選択します。

サイトマップの作成

入力フィールドにショートコードを入力します。

WPSitemapPageショートコード入力

後は公開ボタンを押して完了です。

ショートコードはどこにある?WP Sitemap Pageの使い方

「設定」→「WP Sitemap Page」に戻っていただき、How to useタグを開いていただくと、ズラッと英語が出てきます。

各行の先頭に書かれている[ ]部分をショートコードと言います。それ以降の記述はそれぞれのショートコードについての説明です。

何も気にせず一番上の[ wp_sitemap_page]をコピーして、上で説明した箇所に貼り付けてもらえればOKです。

「固定ページだけ表示する」とか「カテゴリと記事だけ表示する」とか表示形式を選べます。一番上のものはサイト上の全てのコンテンツを表示するというショートコードですので、こちらをお使いいただければ問題ないでしょう。

ちなみに以下のように表示されます。

WPSitemapPageサイトマップ表示

見出し等のデザインはサイトのCSSが適用されています。

ちなみにWP Sitemap Pageの設定画面の最上部にでかでかとDonateのボタンがありますが、これは無料で提供しているプラグインなので皆さんからの援助が必要です。だからお金を援助してくださいという事なんですね。

寄付したければしていただければいいですし、したくなければしなくても問題ありません。

ちなみに私はしていませんし、している人は少ないでしょうね・・・。